新生宣教団では、7月26日に『アカ語旧新約聖書』1万冊、『ビルマ語旧新約聖書』6.8万冊、タイ語『マンガ メサイア』1万冊、合計8.8万冊をタイ、ミャンマーに向けて発送しました。
ミャンマーでは国軍によるクーデターが発生して1年あまりが過ぎました。与党・国民民主連盟(NLD)を率いていたアウンサンスーチー氏は拘束され、全土で軍に抗議するデモが続いています。
ミャンマーは仏教徒が人口の9割を占めるものの、インドと国境を接するチン州はキリスト教徒が8割以上を占め、タイと国境を接するカヤー州もキリスト教徒が4割以上を占めています。
そして、この2州を含めキリスト教を信仰する人の多くは少数民族で、国境をまたいだ、さまざまな紛争地域に住んでいます。
国軍は昨年末から、地元住民の強い抵抗に対し、チン州やカヤー州の民間人居住地域に対する砲撃や空爆も始めました。
そのような不安の中、多くの人が自分の聖書を求めています。
今回送られた聖書は、現地で活動するミッションパートナーによって配布される予定です。
また引き続き別のミッションパートナーに向けて、さらにビルマ語聖書2万冊の印刷と発送も予定されています。
送られた神のみ言葉が、無事に人々の手に届くようお祈りください。
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