2022年2月に突如始まったウクライナ侵略によって、現在1000万人とも言われる戦火を逃れた人々が、ポーランドやノルウェーをはじめとする近隣諸国に避難し、ウクライナ国内でも避難生活を行っています。
新生宣教団の姉妹団体「ニューライフミニストリーズ・ノルウェー」があるノルウェーでも、3月初旬から地域のキリスト教団体や教会が結束して、避難民の支援に乗り出しています。
この動画は現地のニューライフミニストリーズ・ノルウェーのスタッフから送られてきたもので、支援活動にあたるノルウェー教会の人々です。
食料や衣類などと一緒に、聖書も届けられています。
支援隊はウクライナ国内の教会へも赴き、現地の人々にもこれらの支援物資を届けました。
ノルウェーでもウクライナ国内でも、教会は会堂その他を避難所として開放しています。
避難された人々には多くのものが必要ですが、ニューライフミニストリーズ・ノルウェーと新生宣教団は、特に私たちの使命である「聖書」について、難民の人々の必要を満たすべく動き始めました。
日々の糧である食料やその他の物資ももちろん必要ですが、不安の中にあり、また深い悲しみや、やり場のない怒り、絶望や恐怖と向き合っている人々には、神の言葉であり命の糧である聖書も切実に必要とされています。
私たちは、戦争で傷ついた人々に、命と希望と休息を与える聖書を提供することができます。
そして、これは永遠に価値のあるものであり、また他のすべてのものと同じく、緊急に必要なものであると考えています。
ニューライフミニストリーズ・ノルウェーと新生宣教団では、まずは第一段階として、ウクライナ語の聖書25,000冊を印刷し、送り届けることを決めました。
これらの聖書はニューライフミニストリーズ・ノルウェーによって、地域教会、現地のキリスト教団体と協力して配布される予定です。
そして速やかに『マンガ メサイア』をウクライナ語に翻訳するべく動いています。
急なことなので、紙の手配や、印刷のスケジュール調整、配送手段の確保など、様々な困難があります。資金についても調達の見通しは立っていません。
しかし何としてでも、一日も早くこの必要を満たすべく、とにかく動き出すことになりました。
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ウクライナ語の聖書をヨーロッパに届けるために必要な資金は、1冊あたり180円です。
1000円のご支援が、5冊の聖書になります。
必要な資金が満たされるよう、また印刷と発送、現地への手配までがすべてスムーズに守られるように、お祈りとご支援をよろしくお願いいたします。
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