26(水)に、東久留米にあるインターナショナルスクール、CAJ(クリスチャン・アカデミー・イン・ジャパン)の子どもたちが工場見学に訪れました。
CAJからは毎年3年生のクラスが新生宣教団に工場見学に訪れます。
25人ほどの元気でにぎやかな子どもたちが工場見学を行い、印刷の仕組みや製本の仕事などを楽しく学びました。
まず始めにチャペルで新生宣教団の活動についての説明を受けます。
世界中の聖書や福音文書印刷に携わっていること、アジアプロジェクトやマンガプロジェクトについて……。
「あとでプレゼントクイズの問題にもなるよ」と言うと、子どもたちも真剣に話に聞き入っていました。
続いて食堂でオリジナルブックを作るアクティビティを行いました。
印刷後のマンガ・メサイアの1折(16頁がつながったもの)を受け取り、それぞれオリジナルカバーを描きます。
カバーが出来上がったらオリジナルカバーを乗せてスタッフに預けます。
これをあとで裁断機で裁断するときれいに端の揃った「本」になります。
実際の印刷物でもこのような工程を踏みますから、印刷の仕組みを学べて楽しいアクティビティです。
さていよいよ工場見学ツアーです。
まず向かったのはデザイン室。画像編集ソフトなどを使って印刷物が作られる過程を学びます。
続いてプリプレスへ。ここプリプレスでは印刷の前工程として、印刷に使用する版を作る部署です。
CTPマシンから製版された版が出てくる様子を興味深く覗き込んでいました。
次に向かったのは製本部です。製本部は印刷が終わった印刷物の後工程を行う部署です。
見学したのは大量の紙を一気に断裁する「断裁機」。
製本部のスタッフが手際よく断裁していく様子を、子どもたちは「ワーオ」と感嘆の声を上げ、スマホやカメラに収めていました。
ここで先程作った「オリジナルブック」も、端を揃えて断裁してもらいました。
自分たちの手掛けたものが「本」になると感慨もひとしおです。
A4の用紙が一瞬で三つ折りになって出てくる「折り機」も見学しました。
続いて一階印刷工場へ。
とても大きい印刷機を前に、ローラーの紙や大量のインクなど、初めて見るものにみんな興味津々です。
C、M、Y、Kと4色のインクが乗っていく仕組み、色合わせテーブルでの色調整の様子などを学んでいました。
最後に見学したのは積荷をラッピングするマシン。積荷の形が安定するように、ラップでぐるぐる巻にされる様子を楽しく見学しました。
見学が終わってチャペルに戻ると、お楽しみのプレゼントクイズタイムです。
「それでは問題です…。印刷で使われるインクの4つの色は何だったでしょうか…!」
クイズに正解した人にはマンガバイブルが進呈されるということで、みんな張り切ってチャレンジしていました。
プレゼントをゲットできなかった子たちにも、マンガ小冊子やペーパークラフトをプレゼントしました。
最後にCAJの子どもたちから中国語聖書のための献金を受け取りました。彼らの心からの献げものを感謝して受け取りました。
子どもたちが純粋に感動する姿に、私たちスタッフの方が元気をもらった一日でした。
後日参加した生徒たちから、工場見学の感想文(特に楽しかったところ)を受け取りましたのでご紹介します。
新生宣教団では随時工場見学を受け付けています。
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