イラクのエルビールと ギリシャのアテネ難民キャンプにて

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―ボランティアで現地を訪れた、遠藤一則牧師のお話―

救われた魂の喜び

エルビールの難民はほとんどがアッシリア人か、ヤジディ人でアラビア語を理解します。アテネの難民はイラン人とアフガニスタン人でペルシャ語を話します。彼らは、住まいがない、仕事もない、亡命先が見つからない、という3重の不安に囲まれていますが、その中から少数とはいえ、救われた人たちに会いました。彼らも状況は変わりませんが、主にある平安、希望、喜びを確実に持っていました。「今の状況の中でも、主イエスを信じて喜べる」というのが、彼らの証しです。

私たちの働きinformation

ボランティアの働きとしては、語学教育、子どもたちの教育、給食が主な活動ですが、その合間に福音を証しすることができます。滞在中にイスタンブールのクーデター、ミュンヘンの乱射事件、アフガニスタン自爆テロがありました。特にアフガニスタンの事件では、こちらの教会に集っている信者の弟が重傷を負ったということで、皆が一緒に祈りました。そのような中、日本から持って行ったマンガはとても喜ばれました。
直接話すことができなくても、彼らの言語で福音を伝えられたことに感謝します。

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