集会のプログラムに、「難民の方々とどうかかわっていくか?」という分科会がありました。シリアなどからの難民支援に関わるキリスト者が大勢おられ、ミュンヘンやシュツットガルトはもちろん、さまざまな場所での必要を聞きました。
アラビア語とペルシャ語の「マンガ メサイア」をことのほか必要とする人が多く、皆さん喜んで持ち帰られました。特にウィーンで難民支援をされている宣教師ご夫妻は、どちらも必要だとおっしゃっていました。またハンブルク在住の伝道師もペルシャ語の「マンガ メサイア」を持っていかれました。シリア人で救われた方が教会にいるのでその方に渡したいということでした。
また、要望が多かったのは、トルコ語の「マンガ メサイア」です。トルコ語はありませんか?という声を複数の方から聞きました※。ドイツには多くのトルコ人がいて、彼らはムスリムですがキリスト教国のドイツで育った次世代が多く、母国よりもドイツでの生活に親しんでいます。
また、宣教禁止国に入りムスリム伝道をしている宣教師の分科会に参加しました。厳しい現場での働きや、実りがすぐに目に見えない中でご自身を整えられる姿勢に励まされました。彼女にも一冊お渡ししましたが、分厚いので注意して渡す必要があるとのことでした。危険な現場にさまざまな働きで遣わされている欧州の宣教師のためにお祈りください。 (レポート:ドイツ在住、関谷典子 姉)
※トルコ語の「マンガ メサイア」は現地トルコで印刷され出版されていますが、今後、改定版が日本で印刷され必要な方々に届けられる予定です。
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