いつも新生宣教団の働きのために覚えて、お祈りとご支援をありがとうございます。
新生宣教団は鳩山町の現在の場所に工場を移転してから今年で27年が経ちました。
現在、設備の老朽化に伴い、早急な修理・メンテナンスが求められています。

修理・メンテナンスが必要な個所

工場内の以下の3箇所の設備において、不測の事態に備える対策が必要となっています。

１．印刷物の冷却装置

冷却装置とは、印刷時のインクを乾かすために高温になった印刷物を冷やすための機械です。
現在この冷却装置の、冷却ガスを圧縮するコンプレッサー２台のうち、１台が故障しています。
ここ鳩山町は全国でも有数の高温記録地域のため、これからの時期、気温上昇によりオーバーヒートして、冷却装置が停止し、印刷ができなくなる可能性があります。
故障しているコンプレッサーを修理するために、約120万円が必要です。

コンプレッサーの故障でメーターが正常に動いていません

２．高圧電源装置の配線

6,000ボルトの電圧を200ボルトに変換するための、高圧電源装置（キュービクル）の配線について、関東電気保安協会から耐用年数経過の指摘を受けました。
具体的には、外の電柱から工場のキュービクルまでの配線です。
これにより電圧変換に支障をきたし、印刷機械の稼働に影響が出る可能性があります。
最悪の場合、近隣エリアも含め停電になる恐れがあります。
修理のために、約140万円が必要です。

高圧電線（左）と、キュービクル（右）

３．巻き取りクランプの電源バッテリー

印刷用紙（円筒形で約600kgのもの）が届いたときに、搬入するために使う巻き取りクランプのバッテリー（25個）が劣化しています。
これにより、稼働に支障をきたし、コンテナから印刷用紙（円筒形巻取り紙）を降ろす搬入作業ができなくなります。
バッテリーの交換のために、約90万円が必要です。

クランプ（左）と、そのバッテリー（右）

ご支援ください

これら3箇所の修理のために必要な合計金額は350万円です。
新生宣教団では近く、中東の難民のためにアラビア語マンガ３種（メサイア、メタモルフォシス、ミューティニー）と新約聖書を印刷する予定です。またウクライナ語をはじめ、数々の言語でのマンガの翻訳も始まっています。その他の福音文書も含め、大量の印刷が控えており、不測の事態に備える対策が必要となっています。
新生宣教団ではこの他にも多くの設備のために維持資金が必要となっており、燃料費や材料費の高騰問題も非常に深刻です。
社員もできる限りコストをカットするために知恵を尽くしていますが、この働きが止まることのないよう、ぜひお祈りとご支援をよろしくお願い致します。