イスラエルの公用語、ヘブライ語のマンガ制作が始まりました。ヘブライ語はかつて、ユダヤ人が世界離散するに伴い全く話されなくなりましたが、20世紀に現代ヘブライ語として復活し、現在はイスラエルに住むユダヤ人の日常語となっています。
一方イスラエルはキリスト教発祥の地ですが、宗教の割合ではユダヤ教徒が7割を超え、ムスリムが約16パーセント、キリスト教徒はわずかに2パーセントを上回るに留まっています。
ユダヤの人々は勉強家で常に学んでいる人々ですが、彼らのしきたりによって、おもにタルムード(ユダヤ教の教師であるラビの教えを中心とした、ユダヤ教の主要教派の多くによって聖典として認められている書物等とその注解がひとまとめにされている書物)を学んでいます。
そして近年、イスラエルでは日本のマンガがとても好評です。このたび、新生宣教団をとおしてマンガ聖書がヘブライ語に翻訳され、日本のマンガによって神様のみことばを学べるようになるとは素晴らしいことです。これ以上の宣教はないように思われます。
聖書そのものに違和感があったとしても、日本のマンガの魅力によって神のみことばを学べる、天からの素晴らしいアイデアによるものだとしか思えません。このマンガを手にするイスラエルの人々が、聖霊様のお導きによって最後まで読まずにはいられない思いに包まれますように。主のお導きによって、このヘブライ語マンガ聖書が福音宣教のために各地で用いられますように。心からの祈りを捧げます。
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