新生宣教団のホープ・フォー・リビングは、自然災害や貧困、格差などにより希望を失った人々のためのプロジェクトです。絶望の中にいる彼らに、希望は絶たれておらず、その希望とはイエス・キリストであることを知ってもらいたいと思っています。
新生宣教団では、昨年のフィリピン・タクロバンにおけるプロジェクトの祝福を受け、今年は「危機の中の子どもたち」のための準備を進めています。
「危機の中の子どもたち」の対象となるのは、貧困や路上生活などにより学校へ行かれないマニラやミンダナオ島の子どもで、彼らに昨年のプロジェクトで使われた教材を新たに提供し、福音を伝えます。
実際には、ダイナミック・ティーン・カンパニー(DTC)というキリスト教系慈善団体が主催する「プッシュカート・クラスルーム」(手押し車による路上教室)の中でプログラムを進めていきます。また、この働きにはフィリピン教育省(DepEd)も協力します。
マニラでは路上生活をしている子どもたちに価値形成の授業(日本の道徳にあたる)の主要な教材としてマンガ聖書のテキストを使います。
ミンダナオ島では島内部で対立をおこす反乱グループに子どもたちが参加するのを阻止するため、ボランティアを備えて先住民の子どもたちにマンガテキストからキリスト教の理念を広めます。
今回のプロジェクトは、2015年8 月から12 月の期間に行い、領域にある52 のアクティビティ センターにおいて、約 8,000人の子どもに伝道します。
どうか、みことばの提供を助け、祈りでこの働きを保ち、財政面でのサポートもお考えくださるようお願いします。
この取り組みはフィリピンの子どもの命に変化をもたらし、彼らはきっとイエス・キリストにある希望を見出すでしょう。
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