2019年1月から1年間、ヒンディ語マンガ・メサイア・プロジェクトの第二期11万冊のための資金を募っていましたが、皆さまの尊い献金により必要な資金が満たされ、先週の木曜日に第二期の第二便(約3万5千冊)を無事発送することができました。後日、第三便も印刷・発送する予定です。
スタッフ一同、感謝と無事を祈りつつコンテナを見送りました。
発送されたマンガ・メサイアは、船便で送られ、インドのミッションパートナー「ミッション・インディア」を通して「子どもの聖書クラブ」、「成人向け識字教室」、「教会開拓トレーニング」などに配布され用いられます。
尊いご支援とお祈りをありがとうございました。心から感謝申し上げます。
2018年から行っている、宣教団体「ミッション・インディア」と協力して、インドにヒンディ語のマンガ・メサイア55万5000冊を送るプロジェクトです。
2019年にはすでに、第一期として11万5200冊を発送しました。
ヒンズー教のイメージが強いインドですが、実はキリスト教人口は2.3%と日本よりも高く、人口にすると2800万人になります。多くの人々がキリスト教に対して強い関心を持っています。
また人口増加が著しく、2027年にはインドの人口は世界一になると予測され、現在18歳未満の子どもの数は4億4400万人にのぼります。
これからの世界をリードしていくインド、そのインドの未来を担う子どもたちに福音を伝えることは、非常に重要な意味を持つのです。
未だ貧富の差が激しく、児童労働者や非識字人口も多いインドにおいて、絵が多くカラフルで美しいマンガ聖書は非常に魅力的なツールです。
マンガは文字が読めない人々にも受け入れられやすく、好奇心を刺激します。
何と言っても子どもたちはマンガが大好きですから、「こんなステキなものをもらえるなんて!」と興奮をもって受け入れられます。
毎年インドの5,000〜6,000箇所で「子ども聖書クラブ」で実施されています。
一つのクラブには平均40名の子どもがおり、どのような子どもも無料で参加できます。
学校へ行かれない子どもの勉強も助けています。
このプロジェクトでは、この子ども聖書クラブに26万冊のヒンディ語『マンガ・メサイア』を送り届けることをビジョンとして掲げています。
小学5年レベルの読解、筆記、算数に加え、経済、健康、衛生、さらに性差別といった社会悪について学びます。
農村部の貧困層、不可触民(ダリット)が多く参加しています。
この識字教室のために『絵と文字からなるマンガ聖書』12万冊を送り届けることをビジョンとして掲げています。
インドでは3,500人の教会開拓者が何百もの家を訪問し、最終的に3~5つの家庭集会を作ります。
『マンガ・メサイア』は好奇心を抱く人々を引き寄せるのにとても役立ちます。
各教会開拓者にヒンディ語『マンガ・メサイア』50冊ずつ、合計17万5000冊を送り届けることをビジョンとして掲げています。
第一期と第二期のための資金が集められたことを感謝します。
すでに次の第三期11万冊のための資金を募っています。
どうぞこのプロジェクトのために、引き続きお祈りとご支援をよろしくお願いいたします。
▶ 寄付する
今回発送されたヒンディ語マンガ・メサイアが無事にインドに届けられ、豊かに用いられるようにお祈りください。
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