先日、マンガプロジェクトの企画を行っているミニストリーパートナー「NEXT（ネクスト）」と、マンガプロジェクトに関する報告会が持たれました。
NEXTと新生宣教団では2006年にマンガ聖書シリーズの第一弾として『マンガ メサイア』を発行しましたが、発行からこの16年の間に、世界中に向けて1329万3000冊のマンガ聖書が印刷されました。
このように豊かに用いられる伝道ツールを与えてくださった神様に感謝します。
現在進行中のマンガプロジェクトについてレポートいたします。

翻訳が進行中の数々の言語

最近新たに、ウクライナ語と、パキスタンのウルドゥー語の『マンガ メサイア』の翻訳が始まりました。
ウクライナなどのロマ民族のための5つの少数言語、ベトナム語の翻訳も進められています。
また、イラク北部のクルド人自治区のための2つの言語（話者は合計2100万人）、さらにポーランド語の翻訳も計画されています。

これらのマンガ聖書が、それぞれ何冊印刷されることになるかは未定です。各国でのこれらのマンガの翻訳作業が守られるようお祈りください。

マンガと聖書52,000冊をレバノンとヨルダンへ

新生宣教団ではこれまでにも数多くのアラビア語マンガを印刷し、シリア、イラク、トルコ、ヨルダンの難民に向けて送り出してきましたが、今年さらにアラビア語マンガ3種（メサイア、メタモルフォシス、ミューティニー）と新約聖書、合計52,000冊を印刷することが決まりました。

ミッションパートナーによって、レバノンやヨルダンなどで、厳しい状況に置かれている人々に届けられる予定です。どうぞこのプロジェクトのために覚えてお祈りください。

さらに大きな二つのプロジェクトも

アフリカにはなんと100万冊の『ザ・メサイア』を送り出すというプロジェクトも動き出しています。英語やフランス語などいくつかの言語での印刷が計画されています。

さらにカリブ海諸国やその他の地域に向けて、『マンガ メサイア』や『ザ・メサイア』を用いた大規模なプロジェクトも計画されています。このプロジェクトはバイブルリーグやミース・ファウンデーション、NEXT、新生宣教団の４つの伝道団体が協力して行う予定で、どれほどの規模になるかはまだ分かりません。

インドへマンガを送り届けるプロジェクト

新生宣教団では2018年から、インドにマンガ聖書を送り届けるプロジェクトを行っています。
インドで活動する宣教パートナー「ミッションインディア」と協力して、インドにヒンディ語の『マンガ メサイア』55万5000冊を送るプロジェクトです。
これまでに第一期、第二期として合計22万冊のマンガを送ることができました。新型コロナウイルス流行により第三期のマンガの印刷・発送の予定は目途が立っていませんが、引き続き第三期（11万冊）のための資金を募っています。
皆さまのお祈りとご支援をよろしくお願いいたします。

マンガプロジェクトのために、皆様のお祈りとご支援を心から感謝します。このような先の見えない暗い時代にあって、世界中の福音を必要としている子どもたちのことを主は覚えておられます。
私たちの思いを超えて大胆に働かれる主に期待します。
どうぞこれら一つ一つのプロジェクトが祝福されるよう、また、それぞれの必要が満たされるよう、覚えてお祈りください。