主を礼拝するようになったカレン族の人々

ミャンマーカレン族2人の若者

karenミャンマーは多民族国家で人口の6割をビルマ族が占め、他に、カレン族やカチン族、チン族など多数の少数民族がいます。主な宗教は仏教で、キリスト教信仰者は全体の4%と言われています。ミャンマーのカレン族の人々は長く続く内戦により、身体的にも精神的にも多くを経験してきました。

昨年は難民キャンプで約300人の人が洗礼を受け(タイトル写真参照)、新生宣教団で印刷した聖書が配られました。その中にいた若者の1人、テイ兄はミャンマー軍から逃れるため家族とジャングルに住み、そこで成長しました。当時は家族で邪教を信仰していました。その後難民キャンプに移り住み、そこで彼は初めてキリストに出会いました。「イエス様が私を愛してくださっていることを実感しています。イエス様と一緒にいると希望が持てるのです。」と語りました。

また同じ場にいたチェリー姉は農家の娘として育ちました。父親がクリスチャンだったため、母親も結婚時にキリストを受け入れましたが、母方の家は邪教を信仰しており、チェリー姉の祖父はその指導者でした。ところが彼もまたキリストを知るようになり、その後、同じ村の人々が続々とキリストを受け入れていきました。チェリー姉は教育を受けるために難民キャンプに住むようになりそこで本当の救い主がイエス様であることを知ったそうです。

この日初めて自分の聖書を手にした2人は、みことばには人生を変える力があることを知っています。これからも揺るぎない信仰を持ち続け、いまだに暗闇で惑わされている人々に光を導いていくことができるようお祈りください。

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