いつも新生宣教団の働きを覚えてお祈りとご支援をいただき、心から感謝いたします。
現在、新生宣教団では、「設備補修のため」「ウクライナ語聖書印刷のため」「ウクライナエイドのため」という3つの必要のために、特にご支援をお願いしています。
引き続き、これらのプロジェクトについての進捗をご報告いたします。

感謝とご報告

ウクライナ語聖書、ウクライナエイドのため

8月にウクライナに到着した新約聖書は、ウクライナエイドや、姉妹団体NLMノルウェーによって、被災者たちに届けられています。

ウクライナエイド（NLMノルウェーのスタッフを含む）では、リヴィウの病院の支援要請を受けて、18,600冊のウクライナ語新約聖書、160kgの粉ミルク、300袋の新生児用おむつを積み込み、直接支援に赴きました。旅程は8/27～9/2の7日間、往復距離は4,000kmに及びました。
※詳細は別の記事で改めてレポートいたします。
皆様のご支援とお祈りに感謝いたします。
10月にはさらに7,000冊の新約聖書を持ってウクライナに戻り、病院を手伝う予定です。そのためにもぜひ覚えてお祈りください。

聖書は現地の被災者たちに届けられていますが、いまだ必要資金は満たされていません。
どうぞこれらの必要のために、また現地で配布活動を行うウクライナエイドのためにも引き続き覚えてお祈りください。

またウクライナ聖書協会からの要請を受けて、ウクライナ語の旧新約聖書11万冊を新たに印刷することを決めました。
このような機会が与えられたことは私たちにとって感謝であり、同時に主からのチャレンジでもあります。※この事についても、また別の記事で改めてレポートいたします。
どうぞこのプロジェクトを覚えてお祈りください。
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老朽化設備のメンテナンスのため

設備のメンテナンスにつきましては、以前ご報告した通り、「印刷物の冷却装置」の修理は終了しましたが、「高圧電源装置の配線」と、「巻き取りクランプの電源バッテリー」につきましてはまだ修理できていません。
印刷部スタッフからのメッセージを、以下にお分かちさせていただきます。

皆様のお祈りとご支援により、「印刷冷却装置」の修理を終えることができました。御礼申し上げます。
一方、「高圧電源装置の配線」と「巻き取りクランプの電源バッテリー」については修理を終えることができず、支障をきたしてきております。
聖書等、福音文書の大量の印刷が控えており、不測の事態に備える対策が必要となっています。
引き続きのご支援をどうぞよろしくお願い申し上げます。
　
印刷部・田川　統

高圧電源装置の配線の修繕ができないと、電圧変換に支障をきたし、印刷機械の稼働に影響が出る可能性があります。最悪の場合、近隣エリアも含め停電になる恐れがあります。
また巻き取りクランプの電源バッテリーを交換できないと、稼働に支障をきたし、コンテナから印刷用紙（円筒形巻取り紙）を降ろす搬入作業ができなくなります。

高圧電線（左）と、キュービクル（右）

クランプ（左）と、そのバッテリー（右）

どちらもこの働きを続けるうえで必要な設備修繕となります。
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ご支援状況

8月末時点の献金状況は上の図の通りです。
（※設備支援の必要額650万円とありますが、WEBの支援募集記事では350万円となっています。これは記事掲載時点で、すでにご支援いただいていた300万円を差し引いた金額を掲載したためです。）

多くのご支援をいただいておりますが、すべての項目において、さらなる資金を必要としています。
設備補修費用につきましては、残り120万3千円、ウクライナ語聖書印刷の費用につきましては、残り232万円、ウクライナエイドのためには残り7万3千円、すべて合計すると359万6千円を必要としています。

新生宣教団ではこの他にも多くの設備のために維持資金が必要となっており、燃料費や材料費の高騰問題も非常に深刻です。
社員もできる限りコストをカットするために知恵を尽くしていますが、この働きが止まることのないよう、ぜひお祈りとご支援をよろしくお願い致します。