新生宣教団の働きを支援してくださっている方々を、シリーズでご紹介していきたいと思います。
第一回目にご紹介するのは、東京拝島にあるクリスチャン企業、オクダ建設の奥田英男社長と、奥田社長が主催しているミニストリー「よろこび研究会」です。
奥田英男(おくだ ひでお)1962.2.2生まれ 東京都出身
有限会社オクダ商事、オクダ建設株式会社 代表取締役社長
23歳で事業を引き継ぎ、2020年現在に至るまでの36年間、2つの会社の黒字経営を更新中。不動産・建築業界において奇跡の会社と呼ばれる。
31歳の時、自社ビルを建設。周囲の称賛を浴びる中、突然うつになり、この世の繁栄では心は満たされないことを知る。真の心の充足を求め、たどり着いた「真理の言葉」を用いて、自身が主催する「よろこび研究会」で、人々に自由と解放の種を蒔き続けている。喜びが奪われているこの時代において、人間が本来歩むべき喜びの人生を回復させるメッセンジャーとして、各地で講演も行っている。
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家庭、経済、仕事、人間関係、健康———。不動産・建築業界において奇跡と言われる36年間の黒字経営者の奥田社長が、祝福された人生の秘訣を聖書から紐解きます。
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聖書の言葉を「わかりやすく、より実践的に、生活に適用できるように」をテーマに、主イエス様とともにこの地上で生活するための具体的かつ実践的な指南書です。
「よろこび研究会」は聖書を学び、実践する会です。
今回インタビューをお願いしたところ、「実際の『よろこび研究会』のスタイルをぜひ体験してほしい」とのことで、急きょ少人数での「よろこび研究会」を開催してくださいました。
まず賛美をもって会がはじまりました。2曲ほどワーシップを賛美した後、奥田氏の深い祈りで主の臨在を求めて心と場を整えます。
祈り終えて奥田氏がホワイトボードに書き始めたのは、「主にあるキリスト者の生き方」についてでした。
まずなによりも「自我の死」によってキリストと共にあるものとされ、キリストの権威のもとに主を証する本当のキリスト者としての生き方が始まるということ。
またアイデンティティそのものが新しくされるのだということを説き、自我に死ぬように招かれているということを、聖書の言葉をもってお話しされました。
さらに「霊の救い」は一瞬にしてなるが、「魂の救い」は一生をかけて目指すべきことであり、頭であるキリストにつながって歩むことが必要であること。
そのためには聖書を読み、聖書の言葉を自分の言葉として悪に立ち向かう力を身に着けるようにとの勧めがありました。
「ただ日曜日に教会の礼拝で御言葉を聞くだけでは、御言葉は自分のものにはならない。
より御言葉を深めてチャレンジを受け、聖書の言葉を自分のものとするキリスト者になること」
これこそがよろこび研究会の真髄であるとのことです。
続いてあらかじめ各自で読んでくるようにと指定された聖書箇所(今回はコロサイ信徒への手紙1~4章すべて)から、それぞれに感じたことや示された箇所などを分かち合います。
お互いの意見に耳を傾け、話し終えたら拍手をもって次の人へとつなぎます。
その後再び奥田氏がその箇所から「頭(かしら)であるキリストに繋がった生活をするように」とまとめのメッセージをされて、招きと応答の祈りをもって会を閉じました。
「よろこび研究会」は月に7回ほど、各会10~15名前後で毎回開催されているそうです。
参加者の声を一部ご紹介します。
よろこび研究会に参加させていただき、その学びの深さ、気づきに驚きの連続です。学びによって、御言葉、そして血潮の祈りがいかに大切か気づかされます。参加している皆さんと一緒に言葉を宣言した後、身体の奥から湧き上ってくるエネルギーの広がりに満たされ、胸が熱くなりとても喜びを感じます。感謝でいっぱいです。(S・M、男性)
私は、昨年から出席しています。今春、進行がんを患い求道中だった女性と共に出席しました。学びの中で救霊のメッセージの言葉に応答し救われました。その後その姉妹は、御言葉を自分に語られた神のメッセージとして真摯に受け取りその後、天の父の元に帰って行きました。救われてからは、家族に熱心に伝道していました。言葉には、世の言葉と神の御言葉があり、この世の言葉に従う者は滅び、御言葉に従う者は永遠の命に至ります。姉妹は、人生のどんでん返しが起こり滅びに至る寸前で永遠の命につながり天に旅立ちました。ハレルヤ(N・K、女性)
よろこび研究会に導かれた主の導きと励まし、孤児としないと約束された御言葉の成就。本当によろこびと感謝でいっぱいです。「その腹から生ける水が川となって流れ出るであろう」長い間、何の事かとわかりませんでしたが、体験しました。きっとこのことだと♪(M・S、女性)
さらによろこび研究会について、また新生宣教団についても、いくつかインタビューさせていただきました。
社員や友人知人を福音に導いた後、聖書を読む機会があまりにも少なく、学びの場が必要だと感じて自然と始まった会です。
13年ほど前から、月に1~2回の間隔で始めましたが、今では月に7回ほど、御茶ノ水・檜原・世田谷・拝島の自社ビルなど4カ所を会場に開催しています。
時には病に悩む人が集い、また自らの罪に悩む人が集い、そのためにメンバーが祈り、これらの悩みからの解放、癒しの恵みを体験し合います。
「よろこび研究会」は形骸化されたただの聖書研究会ではなく、また「仲良しクラブ」でもありません。
時には厳しく、心に刺さるような聖書の言葉にも向き合わされ、悔い改めに導かれる、そのような会です。
本当のキリスト者としての喜びと解放を得ずに、漠然とした教会生活を送るクリスチャンが多いことを感じています。
漫然とした日常に甘んじて実を結ばないクリスチャン、信じて行わないクリスチャンには、滅びに至る深刻な危機感を感じています。
聖書はただ信じるだけでなく、聞いて行うようにと繰り返し書いています。
キリストにあって新しく生きるとは、CDに今までインストールしていたものをすべて消して、新しく聖書の言葉、主にある生き方をインストールし直すようなものです。
よろこび研究会はそのような場です。
また、別の言い方をすると、クリスチャンは「神の国へ留学する」必要があると感じています。
ちょうど日本人の若者がアメリカに留学して、何もかもが違う、文化も言語も生活も異なる中に放り込まれて、初めて新しい世界を体験して知っていくように、私たちもキリスト者としてまったく異なる「神の国」への留学をする必要があります。この会はそのような「体験」の場なのです。
ローマ14:18-19
このようにキリストに仕える人は、神に喜ばれ、また人々にも認められるのです。
そういうわけですから、私たちは、平和に役立つことと、お互いの霊的成長に役立つこととを追い求めましょう。
と、ローマ15:1-2
私たち力のある者は、力のない人たちの弱さをになうべきです。自分を喜ばせるべきではありません。
私たちはひとりひとり、隣人を喜ばせ、その徳を高め、その人の益となるようにすべきです。
が、この会のミッションです。
テーマ聖句はエペソ人への手紙4:12-15
それは、聖徒たちを整えて奉仕の働きをさせ、キリストのからだを建て上げるためであり、ついに、私たちがみな、信仰の一致と神の御子に関する知識の一致とに達し、完全におとなになって、キリストの満ち満ちた身たけにまで達するためです。
それは、私たちがもはや、子どもではなくて、人の悪巧みや、人を欺く悪賢い策略により、教えの風に吹き回されたり、波にもてあそばれたりすることがなく、むしろ、愛をもって真理を語り、あらゆる点において成長し、かしらなるキリストに達することができるためなのです。
コロサイ人への手紙1:28
私たちは、このキリストを宣べ伝え、知恵を尽くして、あらゆる人を戒め、あらゆる人を教えています。それは、すべての人を、キリストにある成人として立たせるためです。
マタイの福音書7:13-27
「狭い門から入りなさい。滅びに至る門は大きく、その道は広いからです。そして、そこから入って行く者が多いのです。
いのちに至る門は小さく、その道は狭く、それを見いだす者はまれです。
にせ預言者たちに気をつけなさい。彼らは羊のなりをしてやって来るが、うちは貪欲な狼です。
あなたがたは、実によって彼らを見分けることができます。ぶどうは、いばらからは取れないし、いちじくは、あざみから取れるわけがないでしょう。
同様に、良い木はみな良い実を結ぶが、悪い木は悪い実を結びます。
良い木が悪い実をならせることはできないし、また、悪い木が良い実をならせることもできません。
良い実を結ばない木は、みな切り倒されて、火に投げ込まれます。
こういうわけで、あなたがたは、実によって彼らを見分けることができるのです。
わたしに向かって、『主よ、主よ』と言う者がみな天の御国に入るのではなく、天におられるわたしの父のみこころを行う者が入るのです。
その日には、大ぜいの者がわたしに言うでしょう。『主よ、主よ。私たちはあなたの名によって預言をし、あなたの名によって悪霊を追い出し、あなたの名によって奇蹟をたくさん行ったではありませんか。』
しかし、その時、わたしは彼らにこう宣告します。『わたしはあなたがたを全然知らない。不法をなす者ども。わたしから離れて行け。』
だから、わたしのこれらのことばを聞いてそれを行う者はみな、岩の上に自分の家を建てた賢い人に比べることができます。
雨が降って洪水が押し寄せ、風が吹いてその家に打ちつけたが、それでも倒れませんでした。岩の上に建てられていたからです。」
(引用:聖書 新改訳 ©1970,1978,2003 新日本聖書刊行会)
多くのクリスチャンは、そのあるべきアイデンティティを悪魔に盗まれている、内にある御霊の働きが消されていると感じています。
この会のビジョンはクリスチャンひとり一人が、キリストに至る聖い者へと変えられることです。
また隠されているイエス様がもっと現れて、これまでにも見させていただいた人知を超えた驚くべき御業をさらに拝することを楽しみにしています。
私の思いというよりも、イエス様に聞いて、「支援しなさい」と言われたときには「わかりました」と素直に応じていますし、「今はよい」と言われたときには見送ることもあります。
クリスチャンには宣教の使命が与えられていますが、その宣教には大きく2種類あると感じています。
ひとつは自分の周囲の人々、自分の生きている世界で出会う人々に福音の種を蒔くことです。
私も関わる会社の職員、お客様、関連業者の方々など、出会う人々に福音文書やトラクトを配っているため、みんなが私がクリスチャンであるということを知っています。
もうひとつは世界宣教に参加することです。
自分では手の届かない、触れられない人々への宣教にも参加することが必要だと感じています。
新生宣教団の他にもいくつかの宣教団体を支援していますが、主にある兄弟姉妹と協力しあいネットワークを広げる中で、全ての人に福音が広げられたときに、マタイ24:14にあるように主が再び来られることを信じ、待ち望んでいます。
新生宣教団の働きは、まさに宣教の第一線であると感じています。
様々な困難な状況もあると思いますが、スタッフ一人一人が御言葉の武具をしっかりと身に着けて、何よりもまず主の御言葉に従って、主に喜ばれる働きをこれからも進めていかれることをお祈りしています。
貴重なお話をうかがわせていただき、また学びの時を持たせて下さりありがとうございました。
主の前にどこまでも純粋に誠実に歩む姿に励まされました。
奥田社長のミニストリーのために、また御事業のためにお祈りさせていただきます。
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