貧しい人が多く、社会的な問題も多く抱えているインド、そしてこれからの世界をリードしていくであろうインドにおいて、聖書の福音を伝え、キリストの愛と希望を宣べ伝えることは重要な意味を持ちます。
識字率が低く、また子どもの人口も多いインドにおいて、「マンガ」で描かれた聖書は非常に有効なのです。
インドで最も多いのはヒンズー教徒で、人口の約8割を占めています。ヒンズー教のカーストによる差別は違法とされながらも市民生活を支配し続けています。 貧困人口は3億人を超え、家計を助けるために学校に行かずに働く子どもも少なくありません。インドのクリスチャンの割合は2.3パーセントと決して高くはありませんが、数にすると2800万人にもなります。 そして今も開拓者たちが福音をインド全土に宣べ伝えています。 とくに4才から14才のあいだの子どもたちは柔軟に福音を受け入れることができます。 そして福音は一人の子をきっかけに家族や友人にも伝わっていきます。 人々がイエス様を知ると、彼らはイエス様の無条件の愛に驚きながらも自分の価値を実感できるようになるのです!
私はインドのホテルにいた11才か12才の少女のことが忘れられません。その子のことは同じ日にホテルのプールでも見かけました。ある家族が水しぶきを上げて遊んでいるのを黙って見ていました。遊んでいる子どもたちとそう変わらない年の彼女がプールに入らないのには訳がありました。彼女はその家の下働きだからです。その子の親はおそらく彼女を学校に行かせる余裕がなく、雇用主の家族も彼女にその価値があるとは考えなかったのでしょう。
彼女はいつも分け隔てられています。貧しさのせいで、性別のせいで、カーストのせいで、彼女は無言のうちに何度も何度も言われているのです。「おまえには価値がない」と。
インドでは何億もの人が彼女のように「より低く」され、排除されています。それは前世のせいで悪い環境に生まれたから。彼らのカーストは汚らわしいから。彼らは招かれざる者で、そう扱われて当然、たとえそのことで死んだとしても仕方がないと言われるのです。
しかしこれは福音のメッセージではありません。神様が私たちに望んでいることでもありません。私たちの願いはキリストにつながり、神を愛し、お互いを愛し、隣人を愛する人々(教会)によって、インドが変容することです。そしてあのホテルにいたような子どもに良い知らせを告げることなのです。
協力団体Mission India(ミッション・インディア)のスタッフからのメッセージを翻訳編集
※これは宣教団体「ミッション・インディア」との共同プロジェクトです
毎年5,000〜6,000のクラブがインド全土で実施されています。クラスには平均40名おり、どのような子どもも無料で参加できます。学校へ行かれない子どもの勉強も助けています。
小学5年レベルの読解、筆記、算数に加え、経済、健康、衛生、さらに性差別といった社会悪について学びます。農村部の貧困層、不可触民(ダリット)が多く参加しています。
3,500人の教会開拓者が何百もの家を訪問し、最終的に3~5つの家庭集会を作ります。『マンガ メサイア』は好奇心を抱く人々を引き寄せるのにとても役立ちます。
10,000円以上のご支援をいただいた方へマンガ聖書2巻プレゼント!期間限定 2020.1月15日まで
『メレック』 出エジプト記~サムエル記下
『メッセンジャーズ』 列王記上~マラキ書
※プレゼントを希望されない方は、通信欄にその旨をお書きください。
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