実際の生活の様子
ヨルダンではシリア難民の85%がホストコミュニティと呼ばれるヨルダンの都市で生活をしており、残りの 15%が難民キャンプに身を寄せていると言われています。家族をはじめ、親戚や従者も含め避難してくる方もいれば、家族のうち何人かがヨルダンにいて、残りの人たちはシリア国内にいたり、ほかの場所に安住の地を求めに出て行ったりしています。家族単位は平均で5~6人のようです。
学校生活
シリア難民の子どもたちもヨルダンの公立学校に通えます。しかし収容人数に対してスペースが狭く、午前と午後の2部制を導入して対応している学校も多く存在します。難民の子どもたちの特徴として”暴力的”であるということが言われています。一方で普段はいたってやんちゃな子どもたち。体を動かすダンスや追いかけっこ、サッカーなどが人気のようです。
宗教
多くがイスラム教を信じています。難民キャンプの中にもモスクが建っています。言語や文化が似ているとはいえ、生活に制限があり、いつ切られるともわからない支援に頼る生活には非常に恐怖を感じているようです(ヨルダンではシリア難民の就労は認められていません)。多く人は「早く故郷に帰りたい」と話しています。
(シリア難民支援関係者団)
シリアは国民の半数以上が難民となり、彼らはヨルダンやレバノン、トルコといった隣国に避難しています。また、32万人(2015年9月統計)以上がヨーロッパへと逃れています。
困難を経験し希望と未来を奪われたシリアの人々に今後も「マンガ メサイア」を提供したいと願っています。
「マンガ メサイア」を100人の子に届けるには 25,000円 が必要です。
1冊の費用=250円
マンガプロジェクトへの皆様のお祈りとご支援をお願いします。
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