マンガプロジェクト――ウガンダ大使へ報告

2016年9月16日、新生宣教団が進める「マンガプロジェクト ウガンダ」の報告のため、岩岡稔員総主事ほかスタッフが渋谷にあるウガンダ大使館を訪問し、ベティ・グレース・アケチ-オクロ駐日ウガンダ共和国特命全権大使と面会しました。

学校や幼稚園、教会、施設で用いられる

新生宣教団は2008年にマンガプロジェクトを立ち上げ、マンガ「メサイア」と小冊子の「ザ・メサイア」合計140万5000冊を5回にわたりウガンダに届けています。

The Messiah Distribution - Uganda

マンガが配布された地域(2014年度)

2014年の発送時には新生宣教団本部(埼玉県鳩山町)に大使を迎え出発式が持たれました。日本生まれのマンガをとおして聖書の福音と希望が届けられることに大使はとても喜んでいました。ウガンダは人口の84%がクリスチャンで、学校においても聖書をとおした教育が積極的になされているそうです。

マンガは当初、ウガンダ教会をとおして小学校などに配布され、後にワールドビジョン・ウガンダによって特に貧しい北部でも活用されました。昨年は日本人宣教師が開拓した南西部ムバララ市の教会から地域の幼稚園や小学校にも配布され、多くの反響を得ています。

配布したスタッフからは「教会学校の子どもたちがこのマンガを読み、さらに神様のことを知りたいと思うようになっています。そして、神様との正しい関係を築こうとしています。」との報告を受けています。

アフリカ全土への宣教にも

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ウガンダ大使(中央左)と新生宣教団総主事(中央右)

今回の訪問時に大使から意外な言葉が掛けられました。「ウガンダはすでにキリスト教国として成立しています。今後はアフリカの他の地域への宣教にも進んで欲しいと思っています。このマンガはとても力があり、文字を理解できなくても絵から内容を理解し、本当の福音と希望を知ることができます。これはアフリカの子どもたちにとって、とても有用です。」とのことでした。

すでに新生宣教団では、アフリカ中央部で話されているスワヒリ語の翻訳に着手しており、大使もこの働きに期待を寄せておられました。また、今やほとんどの国で英語教育がなされているため、各国への最初の配布は英語版でも良いのではとの意見も伺いました。

アフリカ各国の日本駐日大使の多くはクリスチャンの方が多いと聞きました、関わりを広げつつ、民間レベルでの心の支援としてこのマンガプロジェクトをアフリカ各国で進められればと強く願う時となりました。

これまでの皆様からのお祈りとご支援に心から感謝いたします。これからもご支援の程よろしくお願い致します。

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